経鼻内視鏡
内視鏡による早期発見で、胃や食道の病気は殆ど完治させることができます。胃痛、胃もたれ、食欲不振が続く方は、一度検査をお勧めします。経験豊富な院長がわかりやすい丁寧な説明と患者さんの状態を確認しながら、検査を行います。また、最新の内視鏡と内視鏡洗浄機を使用しておりますので安心して受けて頂けます。特に初めて受けられる方は緊張されるかもしれませんが、リラックスして頂けるよう、声掛けをしながら進めていきますので、ご安心下さい。
検査方法は、鼻から細いカメラ(内視鏡)を挿入して食道・胃・十二指腸を観察します。内視鏡技術の進歩により、口からではなく鼻から入れることにより、比較的楽に検査を受ける事が可能になりました。
多くの方が画面を見ながら、また、院長とお話をしながら、受けていらっしゃいます。
- 電話での内視鏡検査予約を受付けております。当日、初めに診察を行なった結果、検査を見合わせることもありますのでご了承下さい。
- 絶食でいらした場合、検査予約等に問題がなければ、当日の内視鏡検査も可能です。
メリット
咽頭反射(えずくこと)が少ない
咽頭反射が殆どなく、鼻からの内視鏡検査を再度希望される方が9割以上と言われています。
それでも咽頭反射が強い方には咽頭麻酔(喉の麻酔)を追加します。
検査中に会話が可能です
口がふさがれていないので会話が可能です。説明を行いながら検査を進めますので、安心して検査を受けて頂けます。
身体への負担が少なく、検査後すぐに、通常の生活に戻る事が可能
鎮静剤・鎮痛剤を使用しない為、検査後すぐに、車の運転、仕事へ戻ること等が可能です。
注意点
検査前日に注意して頂く事
午後9時までに、夕食(固いものを避け、消化の良いもの)を召し上がって頂き、午後9時以降は絶食して下さい。
適度な水やお茶なら構いませんが、その他の飲み物は控えて下さい。
就寝前に薬を服用されている方は、いつものようにお飲み頂いて構いません。
検査当日に注意して頂く事
リラックスして検査が受けられるよう、ゆったりした服装でお越し下さい。
朝食は摂らないで下さい。
どうしても水分が必要な場合は、コップ1杯位の水を飲まれても構いません。
糖尿病の薬(インスリン注射を含む)は、服用しないで下さい。
検査の流れ
喉の反射が強い方には、咽頭麻酔(喉へのスプレー麻酔)を追加します。この後、内視鏡を鼻から挿入して、空気を入れながら食道・胃・十二指腸を観察します。観察終了時にある程度空気を抜きますが、検査中・検査後にお腹が張る感じがあります。検査終了1時間後には飲食可能です。
検査開始15分前
胃の中の泡を取り除くお薬を飲んで頂きます。
(ガスコンドロップ+プロナーゼ+炭酸水素ナトリウムを微温湯に溶かしたもの)
検査開始10分前
血管収縮剤のプリビナ液を左右の鼻に噴霧します。
検査する側の鼻を決定
空気の通りの良い方の鼻を選びます(その鼻に内視鏡を挿入することになります)。
検査開始5分前
検査する側の鼻に、麻酔薬を注入します。
喉に流れてきたら飲み込んで下さい。
スティック挿入
検査する側の鼻に、麻酔薬の付いた内視鏡用スティックを挿入します。
内視鏡挿入
内視鏡用スティックを除去して、内視鏡を挿入します。
検査の始まり
患者さんの状態を確認しながら、少しずつ、食道・胃・十二指腸へと観察していきます。
声掛けをしていきますので、安心して下さいね。こちらも精一杯サポートしていきます。
検査終了
お疲れ様でした。
ひと息ついて下さいね。